- 2月19日 (土) 交渉
- 先週の日曜日に、1級建築士が立ち会ったマンションで、ちょっと深刻な指摘が二つ三つ。
モデルルームの施行内容と、微妙に寸法が違う。 別のところならそんなに問題になる箇所ではない。 これがトイレの寸法だから問題だ。 トイレの便器からドアまで、50センチしかない。 モデルルームのトイレを測ったら、56センチある。ただでさえ狭い空間の、トイレの中で、6センチの誤差はおおきい! また、これを図面どおりに直すのもちょっと大変な作業になる。 そこで、最善を尽くした上で、更にユーザーとデべが妥協点を探っての交渉となる。 この場はわれわれの出番ではない。あくまでユーザーが交渉しなければならない。
われわれの出番は、次の再内覧会でユーザーの要求どおりに手直しがされているかの確認である。 3月物件は、どうしても勘違いなどでこの手の手違いが発生しやすい。
- 2月18日 (金) 6ヶ月前の依頼者
- 今日は横浜で内覧会。
この依頼者は、昨年9月にインターネットを見て依頼してきた。 なんとなくぴんとこない。6ヶ月先の予約をする心理が。とてもありがたいことだが。 ずいぶん前から、『どんな方だろう』と楽しみにしていた。
年齢は若いが、お二人ともずいぶん落ち着いた方だ。 マンションも、スケジュールにゆとりを持って工事を進めていて、とても精度が良好である。 和やかな雰囲気で無事終了。 次はコーティング施行の時にもう一度会える。 また楽しみが続く。
- 2月5日 (土) 対象的な二つのマンション
- 今日は午前中は神奈川と都内で内覧会。どちらも20歳代後半のカップルだ。
午前の依頼者はご主人は少し緊張気味。
当然だろう。この若さで3000万円以上の買い物をしたわけだ。
終始、顔がこわばっていた。しかし、物件はとてもすばらしい。
それなりの地方都市で、それなりのマイナーな販売会社で、それなりのマイナーな
建設会社でそして、それなりに予算を抑えられた物件!
でもそんなことは全く感じさせないマンションだ。
最後の総評でそれを報告してあげると、それまでこわばってた表情が一点、
とてもやわらかい表情になり、深く感謝される。そして曰く
『僕たちだけでは、何をどう点検すればよかったか全く分かりませんでした。』
当然といえば至極当然である。
分かるはずがない。それよりも暖かい感謝の言葉。
胸に染みる瞬間。そして少しだけ誇りを感じることができる瞬間。
この瞬間のために、また勉強する気になる。
気をよくして午後の都内のマンションに。
なんとここも30歳の若いカップル。
実にさわやかな、依頼者の綺麗な奥様。そして実に謙虚に誠実そうなご主人。
マンションは今注目の外断熱構造。。ペアガラス。
しかし内装がいただけない。
一瞬目を疑いたくなるようなフローリングの汚れ方。
何度も内覧会を立ち会っているが、どうしてもフローリングのコンディションは
その完成度をあらわすバロメーターのような気がする。
事実今までがそうだ。綺麗な床に仕上げられたマンションは、そう大きな指摘もない。
反面、フローリングのコンディションが悪いマンションは、指摘が相当な数になる。
今日もやはりそうだ。
特に、外断熱なので、全ての壁紙がコンクリートに直に張られている。
この場合、どうしても湿気でクロスがはがれてくることを念頭に置かなければならない。
ならば余計に、入り墨などの処理に気をつけなければならない。
だけどそれができてない。
それを含めた相当な数の指摘を入れて、2週間後の引渡しに備えなければならない。
この部屋はしばらくの間、不夜城になる。
- 2月4日 (金) 100点のマンション
- 今日は千葉、船橋市でマンションの内覧会立会い。
午前11時からなので、9時少し前に会社を出る。いつものように横浜新道から、首都高湾岸線に。今日は道がすいている。10時30分にマンションに到着。船橋の駅前のタワーマンションだ。 既に依頼者はエントランスで待ってくれていた。 3月後半の引渡しで、300所帯。本来ならもっとあわただしく突貫工事をしていてもおかしくない条件なのに、既に全ての工事が終わっている。 早速点検開始。その前に内装の完成度がすばらしく良い。 検査は、今までのいろいろな経緯などは全て忘れて、(既成概念を全て捨てる)事務的に進めることが一番。 この不動産会社はいいぞ!この建設会社は注意だぞ!などの既成概念は時として検査の邪魔になる。 内覧会の点検は重箱の隅をつつく作業では決してない。誰でもやるであろう付け忘れ、単純なミスをユーザーに代わって見つけてあげる。そしてそれを引渡しまでに無事補修させることが最大の目的だ。 ところが全く指摘事項が見つからない。全ての水平垂直、問題なし。作動テスト問題なし。ちょっとした傷は?全くなし。クリーニングは、完璧。 出ました。100点満点!2年ほど内覧会の立会いをしてきて始めて100点満点が出ました。 依頼者が1センチほどの汚れを1箇所見つけた以外は、全てOK。 おかげで確認会自体も必要なし。人はこれが当たり前とのたまうが、否!当たり前では絶対にない!奇跡に近い。工事の(清水建設)責任者が魂を込めた結晶だと思わざるを得ない。これは全ての職人が作り上げた芸術だ! 野村不動産の、プラウド船橋!お金があれば自分も住んでみたい・・・と思わせるマンションに初めて出会った最高の内覧会だった。
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